2012年03月15日

今、特に読んでみたいと思っている新刊

2022−−これから10年、活躍できる人の条件 [著]神田昌典
[文]佐々木俊尚(ジャーナリスト)  [掲載]2012年03月11日

著者:神田昌典  出版社:PHP研究所 価格:¥ 882

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■驚きの断定的な未来予測

 カリスマ経営コンサルタントとして、成功法などのベストセラー本を多数送り出している著者の新作は、日本社会の将来予測と、その中でどう生きればいいのかを語っている。「中国は2025年から衰退」「日本は2020年から一気に下り坂」「アイフォーンは2016年で製造中止」「2024年に会社はなくなる」「2025年には日中韓の儒教経済圏」など、びっくりさせられる予測が断定的に多数描かれている。説得力のある論もあるが、一方で根拠の不明な予測も少なくない。しかしそういう虚実ないまぜの語り口が、大道芸的な気持ちよさを醸し出しているとも言える。
 いまや未来は不透明で、政府の対応は常に後手に回り、政治家は将来を語る言葉を持たない。有識者たちも時代の変化に足をすくませている。こういう時代状況の中で、断定的な未来予測と「これからの日本は明るい」と説く本書がベストセラーになった。大半の読者は「大言壮語に過ぎるのでは?」と読んでいるのだろう。しかしそういう大言壮語にでも託さないと未来が語れない時代になってしまったということなのだ。
 人生論を語る本書は自己啓発書だ。自己啓発も、この5年ぐらいの間にリーマンショックや震災を経て著しく変化した。端的に言えば、「年収を増やす」から「いまの時代を生き延びる」への変化である。カリスマ自己啓発作家の著者はさらに一歩進んで、ここに明るい日本の未来の可能性を提示しようとしている。
 いま自己啓発という分野は、日本のビジネスマンたちの集合的無意識を抽出する装置として駆動している。だとすれば本書の登場は、今の日本人の希望へと向かう心境の変化をリアルタイムに捉えた現象として、言祝(ことほ)ぐべきなのかもしれない。
    ◇
 PHPビジネス新書・882円=8刷14万部
posted by 習志野のくにお at 23:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月11日

〔読書〕新刊 「松下政経塾が日本をダメにした」 を読んで〈交換意見〉

新刊 「松下政経塾が日本をダメにした」
(幻冬舎 八幡和郎 現徳島文理大学教授)を読んで。
 


【くにおの感想】

 著者は、結構「松下政経塾」を持ち上げて書いている。所によっては甘いと思えるが、批判も忘れてはいない。それは当然のこと。本書の題名が題名だから。
 しかし、言いたい本音が垣間見られる。それらを参考に検討すれば、それなりの政経塾の現実と政経塾出身議員の質が多少分かるような気もする。
 誰にでも分かるタッチで、平易に書かれているので、より多くの人に読んでもらいたいと思う。
 特に政治家(地方を含めて)を目指す人に一読を。ただ、私は「政治の世界と商売の世界は違う」と思っている。
      

 簡単に述べましたが、交換意見をお待ちしています。
posted by 習志野のくにお at 17:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月06日

アンネ一家の遺品、80年ぶり故郷へ 博物館に展示予定


アンネ一家の遺品、80年ぶり故郷へ 博物館に展示予定
朝日デジタル2012年3月6日


フランク一家が暮らしていたフランクフルトの家=エリアスさん一家の所蔵写真から

 「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクの一族の遺品が、アンネが生まれたドイツ中部フランクフルトで展示されることになった。フランクフルトは一族が16世紀から暮らしていたとされる街で、アンネ一家がナチス・ドイツを逃れてから約80年をへて故郷に戻ることになる。

 アンネの父オットーが創設し、現在はいとこのバディ・エリアスさん(86)が会長を務めるアンネ・フランク財団(スイス・バーゼル)とフランクフルトのユダヤ博物館が明らかにした。同財団やエリアスさんの一家が所有する一族の遺品を、同館に増設される「ファミリー・フランク・センター」に移して展示する。センターは2015年に完成する予定。ナチスによって断ち切られるまでの数世紀にわたるドイツのユダヤ人とフランク一族の歴史が展示の重点になる。

 遺品は一族の写真や手紙、家具など数百点で、独メディアによると、幼いアンネが使った子供用のいすやおもちゃ、アンネが祖母に書いた手紙などもあるという。

 エリアスさんによると、財団は長年、遺品を展示・研究する候補地を探してきて、フランクフルトが一族の故郷であることやフランクフルトの出版社がアンネの日記を出版してきたことなどが理由で選んだ。自らもフランクフルト生まれのエリアスさんは「今日、私たちは一つの輪を閉じ、一族の根を未来へとつないだ」と話した。

 アンネは1929年にフランクフルトで生まれ、33年にナチスが政権を握ると一家とともにアムステルダムへ移住。オランダがドイツに占領された後は隠れ家で暮らしたが、44年に逮捕され、45年に15歳で強制収容所で死亡した。隠れ家での暮らしや自らの思いをつづった日記は世界中で愛読されている。(ベルリン=松井健)
posted by 習志野のくにお at 12:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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